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眼の中の水晶体(カメラのレンズ)が濁ります。このため視力が低下します。
水晶体は、本来透明です。

◆一般的症状
  視力が低下。 眩しい。 霧がかかる。 全体にかすむ。

◆少ない症状
  逆光の時に見づらい。
  明るいところでは小さな字が眼鏡をかけても見づらい。
  近視が進んだ。

水晶体後面の混濁。
(左目)
水晶体の中心が濁ったもの。
(核白内障)(右目)

◆手術治療の対象
  矯正視力0.7以下。
  白内障のタイプにより、視力がよくても手術となる。
  その人にとって見づらい場合。

◆点眼
  確実な回復は難しい。
  タチオン、カタリン

◆何もしない(経過観察)
  3〜6ヶ月間隔で視力や白内障の合併症の検討。

◆方法
  超音波乳化吸引(傷口3mm以下)。

◆手術時間
  通常5〜8分。

◆術後視力
  白内障のみの方は視力は改善されます。

◆成功率
  大きな合併症のないものを成功とするなら、99%以上。

◆手術中の痛み
  軽い痛みがあるかないかくらい。

◆その他
  もともとの近視、乱視、遠視を改善工夫した手術で、一種の屈折矯正手術を目指しています。
(例:強度近視を白内障手術後、軽い近視か正視にする)

視力は徐々に低下します(場合によっては急激な低下もあります)。
(成熟白内障)
手術時期を逸すると手術が難しくなります。
緑内障などの合併症を併発する確立が高くなります。
眼底が見えなくなるため、眼底疾患の治療が遅れます。
白内障を放置した結果 → 成熟白内障(右写真)

視力が0.1以下に低下。
目が充血する。
目が重い。
コントロール不良の糖尿病がある。

手術時間
通常5〜8分(中には15分以上かかることあり)。
麻酔
点眼麻酔(注射による麻酔を加えることもあります)。
入院と日帰り
休職期間
2〜14日(仕事の内容による)。

詳しくはお問合せ下さい。TEL:027-234-3511



年をとると、いろいろと若い頃とは違ったことが体に起きてきます。

目では飛蚊症、白内障などです。しかし、40歳を過ぎたあたりからだれでもほぼ確実に起きてくるのは老眼です。徐々に近くが見づらくなってきます。近視だから老眼にはならない訳ではありません。老眼は調節力の低下ですので、近視があっても起きていますし、高度な近視であれば正常な方よりもさらに調節力低下、老視は早く進行します。

元々正視な方には、老眼はなかなか面倒なものです。60歳になると眼鏡をかけないと新聞も読みにくく、まして辞書となると眼鏡なしではまずよめません。さらに白内障が加わると、明るいとまぶしく、遠くも見えにくく、近くは老眼で見えず、全く腹が立ってきます。まだまだ動けるのにと悔しくもなります。

最近白内障の手術をする際に挿入する眼内レンズに老視を改善することの出来る高級な多焦点眼内レンズが日本でも使えるようになりました。

これをいれると、遠くは1.0でゴルフボールは追えるようになり、近くでは新聞は支障なく見え、レンズの種類、設定により辞書も楽に読めてしまえます。当院でも昨年より挿入を開始しましたが、遠くの視力は全員1.0以上、近くも新聞を読むことの出来る視力は優にでています。

近視矯正のレーザー治療は1眼12万から20万しますが、白内障とともに老眼を改善する手術は自費ですが、多焦点眼内レンズは1眼34〜36万くらいします。完璧に老眼を治すものではありませんが、眼鏡なしあるいは弱い眼鏡で車の運転から読書までこなせれば、すばらしい医療技術だと思います。


白内障手術に使用する眼内レンズには、通常の単焦点眼内レンズと、高級な多焦点眼内レンズの2種類があります。

単焦点眼内レンズはその名が表すとおり、1つの距離に焦点を合わせた眼内レンズで、従来から一般的に使用されているものです。

通常の単焦点眼内レンズを入れた後は――、
遠方に合わせると遠くが見えやすくなります。近くは老眼鏡が必要です。
近方に合わせると近くが見やすくなります。遠くは眼鏡が必要です。


単焦点眼内レンズ
単焦点眼内レンズの見え方です。

遠くに焦点を合わせた方は、写真のように遠方のへ札はある程度読めますが、手元のメモを読む時に、近距離用の眼鏡が必要となります。
多焦点眼内レンズ
高級な多焦点眼内レンズは、極端に言えば2焦点眼内レンズで、遠方と近方の2ヵ所に焦点が合っています。

多焦点眼内レンズを白内障術後に併用すると、遠方も近方も見やすくなります。

多焦点眼内レンズは老視をなくすレンズでもあります。アメリカでは老視を改善するのに使用されています。
多焦点眼内レンズについてのご質問は、お気軽にスタッフまでお尋ねください。